塩害等により補強土壁の壁面材が腐食し変形すると、盛土材が流出し崩壊する恐れがあります。よって早急に対処する必要があります。しかし今までは再構築もしくは押さえ盛土等の別工法で対策するしかありませんでした。
LL・フォーム工法は高耐久樹脂網で壁面を覆い、盛土材の流出を防ぐことによって補強土壁の崩壊を抑制します。使用する材料は軽量かつ少量なので、重機や大掛かりな仮設の必要はなく工期の短縮が図ることができます。LL・フォーム工法で補修する事により、長期にわたり補強土壁の機能を維持・延命することができます。